介護職は、利用者との信頼関係を築く必要がある事から、採用面接では礼儀・言葉遣い・会話力といったコミュニケーション能力を重視する傾向にあります。
試験前の面接対策を十分に練っておく事が非常に大切であり、面接相手の事業所にとって必要な人材である事を考えていきましょう。
しておいた方が良い面接対策は、前職を退職した理由(介護職経験者)・志望動機・入職したらどんな事をしてみたいか(将来の展望)などがあって、これに加えて自分の長所や短所をしっかり考える事も大切です。
短所に関しては、マイナスポイントをアピールしてしまうとネガティブな印象を持たれてしまうので、どうやって短所を乗り越えているかを、体験談を織り交ぜながら伝えるのが良いでしょう。
志望動機に関しては、自分の持っている強みを上手に伝える事・介護職経験者であれば相手の琴線に触れるエピソードを話すと、採用担当者に興味を持ってもらえます。
面接は、前職でどんな事を学んだか・最終盤にある採用担当者への質問についても聞かれる機会が多いので、想定問答集を作っておく事や模擬面接を必ずやっておくと、本番ではあまり緊張せずに臨む事ができます。
模擬面接は、社会人経験豊富な親世代・先輩に面接官役をやってもらうと、面接対策のヒントを多く得らえる事から、1回の対策は20分や30分程度にしておきましょう。
なお、面接本番は適度な緊張感を持ちつつ、談笑ができる余裕がある事が望ましいので、当日は時間に余裕を持って行動している事が大切です。